オリンピックも明日が最終日となるのですが、全く仕事が片付かない「ぼく」です。

さて、オリンピックの数ある競技の中でも、複数のプレーヤーでプレーする競技で明暗を分けた競技がいくつかありますね。
まず、サッカー男子と野球ですけど、サッカー男子は3戦全敗、野球も決勝トーナメントこそ残ったものの準決勝、3位決定戦にも敗れてメダルなし、という結果となってしまいました。
仕事の合間に試合を観ていましたけど、サッカー男子は超えられない壁があったのか、それともいつもの「シュート撃てない、点数はいらない病」(?)になってしまったのか……。プレッシャーもあったと思うけど、その重圧こそが、その着ているユニフォームの重さなんだということなんですけどね。いや、ワールドカップ・フランス大会の時に当時のFWだった城彰二さんのように帰国時にモノが飛んでこなかっただけ(南米なら銃殺もありえますからね。)ありがたく思わないといけません。だから、ブラジルのロナウジーニョ選手が3位決定戦後のインタビューで「金じゃないけど、意味がある。」(時事通信社電)と発した言葉の意味を、若きイレブンに考えて欲しいと思います。
一方、野球の場合は、韓国の場合はメダルをとると2年間の兵役が免除(考えてください、ダルビッシュ選手や田中将大選手をはじめ、ほとんどのナインが2年間、日本のグラウンドから消えてしまうことと同じことが、停戦中である隣の国・大韓民国では実際にあることなんですよ。)になりますし、アメリカは野球発祥の国というメンツがあります。柔道における日本がそうだったように、当然ながら“あらゆる意味で”宿敵のキューバに敗れているアメリカの気合いも相当だったはずです。そのプレッシャーに負けたのもあるし、国内のお家事情(夏休み中にリーグ戦を中断することは、主催試合の興行収入がモロに影響が出てしまう)にも負けてしまっているので……ある意味、星野監督も辛い立場だっただろうと思います。
共に、けが人続出で満足なプレーができたのかどうかも疑問に思います。
一方、男子とは対照的にサッカー女子と、ボールが少し大きくなったソフトボール女子代表、それと80年ぶりに陸上・トラック競技としてメダルを手にした男子4×100mリレーはすばらしい結果が残せましたね。
サッカー女子は初めてのベスト4。メダルこそ逃したものの、その実力はマジですごいです。
どうせなら、メダルを……と男子がボロボロな結果だっただけに応援していたのですけど……。次のロンドン大会は、逆に追われる立場にもなります。しっかりと練習して、次こそはメダルに、そして3年後の2011年女子W杯ドイツ大会を目指して本大会で男子の分も大暴れして欲しいと思います。
ソフトボール女子は、すばらしい試合運びで金メダルをGetしましたね。
特に投手の上野由岐子選手の3連投、2日間で3試合413球という驚異的な数を投球したのはすごいですね。正に、魂の投球……でした。また、入れられても取り返す、という野手もすばらしいです。点数が取られても、相手以上の点数を入れれば勝ちですからね。そのシンプルで明確なルールをきっちりと勝利のため実践することを難なくやってしまうことに、やはり金メダルを手にすることができる資格を備えていたのかもしれません。今後8年間は結果が記録されない競技ですけど、再開後に金メダリストとして記録されるチーム名は「日本」であって欲しいと思う競技です。
そして男子4×100mリレー。強豪が脱落していく中で、リレーの基本である「バトンを正確につなぐ」ことに集中し、そして最後の最後にきっちりと結果を出す……。陸上トラック競技でメダルをとったのは80年前(!)の人見絹枝さん以来、男子で初となる銅メダルを手にすることができたんですねぇ。塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治の各選手のすばらしい走りに身震いしてしまいましたし、前半の競泳ともども、非常にテンションがあがった38秒15でした。
考えてみると、サッカー男子も野球も、選手の目が死んでましたね。もう一度、顔を洗って出直して欲しいです。足りないのは、「勝利をもぎとる」という気迫。その気迫は相手チームからしか伝わってこなかったのは、非常に残念ですし、それが結果につながったような感じがします。そんなに、簡単にオリンピックでは勝利できません。
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