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2005/09/12

「はやぶさ」到着しましたね

 日本の小惑星探査機の「はやぶさ」(MUSES−C)が、目標としていた小惑星「ITOKAWA」から20kmの地点に到着しましたね。

 この「はやぶさ」、アメリカの探査機「ディープ・インパクト」みたいなインパクトはないと思ったらとんでもない! なんと、ディープ・インパクトはでか い弾を撃ち込んだだけでしたけど、はやぶさはITOKAWAに文字通り「パチンコ玉」大の弾を撃ってその残骸を回収、地球まで持って帰るというとんでもな い奴です。

 「地球に持って帰ってくる」というのは、当然ながら大気圏突入があるわけです。しかも、探査機の能力からしても有人飛行のような大きなカプセルで突入さ せるわけにはいかないので小さな物体になります。すると、大気圏との摩擦熱の逃がし方も有人飛行のそれとは大きく異なってきます。JAXAの「はやぶさ」に関する資料に よると、このときの熱はスペースシャトルの数十倍にもなるそうです。その熱に耐えないと地球には持ち帰れない、という過酷な条件に挑んでいるわけです。も し、はやぶさがITOKAWAから持ち帰ることができれば、アメリカのアポロ探査機が月から石を持って帰ってきて以来、他の天体からモノを持ち帰ることと なります。

 こりゃ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のミッション関係者だけじゃなくても、なんだかワクワクしてきますよね。なにせ、世界で最初に月以外の天体か ら無人で持ってかえってくるんですからね。ディープ・インパクト探査機と違って、ホンモノを持って帰ってくるのですから、ぜひとも成功をして欲しいもので す。

 小惑星の命名の元となった糸川英夫さんは、スペースシャトル打ち上げ再開のSTS−114で、野口聡一宇宙飛行士が宇宙に持って行ったペンシルロケット を打ち上げた、日本におけるロケット開発の父となる方です。50年を経て、ITOKAWAはどのような知識を「ぼく」らに与えてくれるのでしょうか?

 あ、そういえば、13年前の今日は、スペースシャトル・エンデバー(STS−47)に乗り込んで、毛利衛宇宙飛行士が宇宙に飛び出した日なんですよね。 JAXAも発表日を狙ったわけではないとは思いますけど、なんだか、「ぼく」的には、2年後に「おかえりなさい、そして、おつかれさま、はやぶさ!」と、 ブログに書けそうな気がしてきました。

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